【アーカイブ版】セイヨウ情勢 : 市民参加による外来種(セイヨウオオマルハナバチ)モニタリングと対策のためのリアルタイム情報共有サイト

- 最終更新日: 2015年12月28日
本サイトは更新を終了しました。北海道生物多様性保全活動連携支援センター(HoBiCC)が運営する新「セイヨウ情勢」をご覧ください。

参加者からのおたより(2007年)

2007年05月30日

東川町C.Y.さん
この前、子ども達との活動で、羽衣公園でセイヨウの捕獲をしていたのですが、羽衣公園の前に住んでいる方に声をかけられました。いつも捕獲活動を見ていたようで、ご夫婦で参加したいということでした。網を持って出たものの何を捕っていいやらと言ってましたwww早速、事務所に持ってきてくれていましたよ。参加の手引きなど渡しておきました。地道に増えていくものですね。
雨竜町J.S.さん
5/11 エゾがセイヨウの倍くらい訪花。今年はエゾ、アカが多い。5/15 エゾが多い。50頭以上エゾがいる。昨年はエゾが少ない。今年はエゾが多い。5/16 エゾだらけ。セイヨウ見つけるのにじゃまになる。採ってもいいなら、100頭はとれるくらい。何でこんなにエゾばっかりなの?5/21 3-4日の長雨のあとの晴れ。セイヨウいない。エゾエンゴサクもサクラも終わり。エゾ→うじゃうじゃ。効果アリ。セイヨウ1頭だけ。エゾは30-50頭かそれ以上。
旭川市M.M.さん
私は先シーズン6月頃からの観察だったので女王蜂を見たのは夏の終わり頃?だったのですが、今年は春の女王からのスタートです。網さばきが下手なので四分の一くらいの確率でしか捕獲できず、「逃がした女王蜂は大きかった(-_-;)」の連続です。昨年の6月以降は「在来種はほとんどみない」状況だった印象ですが、今年は蝦夷やアカマルちゃんにもよく会います。昨日はツツジの花に「おっ!」と思ったら、おしりは白でセイヨウなのにラインがどうも白っぽい・・・。新種??よ~く見てたら、花粉でおしりを真っ白にしちゃって一生懸命花粉をあつめている蝦夷さんでした。無心に頑張ってる姿がとってもかわいかったです。「がんばってね~」。
旭川市M.M.さん
今日はじめてうちの庭のドウダンツツジに小さなセイヨウがきました。と言っても毎日観察できているわけではないので、あくまでも私が見たのが「今年初めて」なのですが。「もしかして働き蜂?ってことは新女王の今年初めての卵がかえっちゃったってこと?菊池さんにメールで聞いてみようかなぁ~」と思っていたら、やっぱりそうだったんですね。昨年、ドウダンツツジの次にブルーベリー という順番だったのでそろそろかな~って見張っていたら来ました~。
遠軽町H.Y.さん
最近は少々忙しく、観察もあまりしていませんが、そんな中たまに庭で見かけるのも在来種ばかりです。セイヨウの好む花がないのかもしれませんが。とはいえ、捕虫網は準備しようかと思っております。

2007年05月29日

南幌町M.O.さん
先日建物横の車庫に大きな蜂がいると言うことで大騒ぎとなり、いってみると予想どおりセイヨウが1匹飛び回っていました。仲間にこの蜂について話をしましたが、認識が薄かったのでモニターについても放しました。何人か関心を持ってくれましたので仲間を増やしていきたいと思っています。

2007年05月28日

雨竜町J.S.さん
春から初夏の季節となりレンゲツツジ類やチューリップ、芝桜などが咲き誇っていますがセイヨウは何処へ行ったのやら。我が庭のツツジ類にも単発的な訪花です。雨竜神社はエゾエンゴサクの終わりとともにピタッと飛来せず、しかし今年の神社の終盤はセイヨウ数頭に対してエゾは50頭を超え、エゾ一杯、時々セイヨウで、エゾが邪魔くさいぐらい訪花していました。全く昨年と逆の現象です。

2007年05月25日

東川町M.Tさん
昨年は見かけなかったエゾオオマルやアカマルがきていました。

2007年05月14日

北見市T.Y.さん
センダイハギのおしべはハチが止まった2枚の花弁が開いて下から上がってくるのか、花弁がハチの重さで下がって出てくるのか?エゾオオマルの吸蜜行動写真のとおりです。エゾオオマルは花にいる滞在時間が長く、花弁が開きおしべが十分に出てから頭を突っ込み花粉を頭に付けて移動していました。それに比べてセイヨウオオマルハナバチは花弁が開きおしべが出る前に忙しく移動していました。ただし、花粉団子を付けているセイヨウオオマルは滞在時間が長く、おしべに触れている時間も十分にあるようでした。盗蜜により、滞在時間が短くなることで繁殖に悪い状況になっているように思います。滞在時間を計ってみたら次のようでした。セイヨウオオマルハナバチ 平均滞在時間3A  秒、エゾオオマルハナバチ 平均滞在時間6.7秒。サンプル数が少ないので極端なところは切り捨てました。ゆっくりとした動き、暢気とも思えるエゾオオマルハナバチじゃなければできないことがあることに感動しました。エゾオオマルハナバチの時間がセンダイハギとの数千年数万年の歴史が作り上げた時間であり、調和とバランスが生み出した生物多様性の奥深さに改めて感動しました。
北見市T.Y.さん
14~16日までワッカ植生調査とセイヨウの排除活動をしてきました。市民と150頭ほどのセイヨウを排除してきました。在来種との比率は90%を超え、完全にセイヨウに置き換わっています。エゾエンゴサクは盗蜜で穴だらけ、蝦夷地はヨーロッパになってしまったかのようでした。海岸の風の強い中、セイヨウは花から花へ元気よく飛び周り、エゾオオマルは花粉団子も付けず、ヨタヨタと花から花へ徒歩で訪れている姿に胸が張り裂けそうな思いになりました。北見市内も70%以上はセイヨウに置き換わってしまっているようです。世界遺産知床からも情報はいりました。かなりの数がいるようです。

2007年05月13日

東川町M.Tさん
13日、朝、7時前でしょうか、小雨の降る寒い朝でしたが、「ブーン、ブーン」と羽音。まさかと思って見ると、塗れたツツジの葉の中で食事の真っ最中でした。可哀想でしたが取りました。8度の寒い中でもきっとお腹を空かせていたのでしょう。同情しました。

2007年05月10日

南幌町M.O.さん
本日、今年初めてのセイヨウオオマルハナバチを見ました。場所は、南幌町役場敷地内に園芸用の黒土を堆積している場所で、3匹が入れ替わり立ち替わり飛来して、土山周辺を飛び回っていました。個体1匹はかなり大きく見えました。残念ながら捕獲できませんでしたが、1匹でも多く捕獲するようがんばります。

2007年05月08日

旭川市M.Y.さん
連休は猿払村にイトウ見物に行っていましたが、地元の人からもフラワーソンやハチ調査への関心は聞きました。道内の自然好きにはかなり伝わっているようです。
紋別市F.Y.さん
(セイヨウの行動は)朝9時頃までと夕方16時過ぎは食事。日中は巣探しのように見える
七飯町E.K.さん
とうとう1頭目を捕獲しました。これから忙しくなるでしょう。でも気温が上がらず、例年に比べて寒いです。女王、花粉団子なし。花は近くにセイヨウタンポポがあるが、蜜など吸わないで営巣場所探しのよう。曇り、気温12.5度 場所は6日のエゾオオマルハナバチと殆ど同じ(3m程離れている)。

2007年05月06日

恵庭市K.I.さん
Kちゃんのおじいちゃんは見るからに頑固そうな人。去年、おばあちゃんがハチ捕りしていることにも反対していたのです。しかし、そのおじいちゃんが網を片手にセイヨウを追いかけて捕まえてくれるようになったのです。お母さんも「あの羽音を聞いただけでも鳥肌が・・・」と言っていたのですが、なんと、今日、2頭も!・・・逃げられてしまったようですが、「これからも捕まえます!」と言ってくれました。そして何より心強いのはゴールデンウィークは仕事だったおばあちゃん。「今日で仕事が終わったから、明日から頑張るよ!」と言ってくれました。「みんなでお弁当を持って、たくさんハチのいる所で、一日中ハチ捕りしたいね」と話しています。楽しみです!
恵庭市K.I.さん
今年は「セイヨウが少ないなぁ~」そんな印象のスタートでしたが・・・5月3日、一人での活動でしたが148頭のセイヨウを捕獲しました。その内6頭が花粉ダンゴ付き。それ以外に確認した在来種はエゾオオマルが4頭、コマルが2頭、アカマルが1頭でした。「セイヨウが増えたのか?・・いやいや、ここが人気スポットで、みんなここに集まっているだけ!」私は、そう信じています。今日まで私達が捕獲したセイヨウは452頭です。

2007年05月03日

旭川市N.Cさん
3週間ほど前から3~5匹ほど見かけています。尻尾が真っ白でないように思えますので捕獲しませんでしたが、我が家のラベンダーが咲くころには毎日捕獲しきれない数のセイヨーオオマルハナバチが飛来します。昨年は捕獲資料を送ろうと思いましたが、昨今はデジカメのためフィルムケースも無く捕獲数も多すぎるため補虫網のまま踏みつけ捨ててましたが、何か良い方法が協力したいと思いますのでお知らせください。1日中捕獲していたら100匹以上になりますよ。

2007年05月01日

旭川市S.H.さん
私の診察室のパソコンの背景が今は、こないだ送った、セイヨウとクロッカスの写真になっています。その前は旭川の冬祭りの写真。そのため、ときどき患者さんが、「これは例の外来種のハチですね。」と、聞かれたりして、診療じゃなくハチの話をしたりしてます。
旭川市S.H.さん
今日、今年始めて、セイヨウを2頭捕まえました。この時期のはすごい速さで飛んでいるので、捕中網でなければ無理です。たくさん飛んでいます。自宅の庭は、まだ何にも咲いていないので、おおきなヤナギの木の花に飛んできています。(バッカヤナギ?)